2008年12月01日
第8話「自分の体(会話)とダンスする」
2004年11月15日
第8話 「自分の体(会話)とダンスする」
吐き気止めの薬を常備しながら、自分の体とのダンスが始まった。
投薬後4日目にはじめて、まともに食事が少しできる様になり、
思わず口にしたのが、福新楼のギョーザとカップめんのうどんだった。
無性に食べたくなって、社長達がお見舞いで持って来て下さったものだった。
ギョーザの肉汁が、体のすみずみまで染み渡っていく感覚がいまでもハッキリ残っている位だ。
今回私は、個室をとっていて、いつでも自由にコミュニケーションがとれる様にしている。
だから部屋にいても他の患者の人と話すということはほとんどない。
食事も部屋にもって来てもらえるのですべて部屋にいて過ごせるのだ。
だから、会話をするとするなら、看護師の人か先生か我々スタッフの仲間だ。
毎朝専務から「体の調子はどう?」と必ず一本の電話をいただく。
この一言(エネルギー)に癒されて、その日の状態を会話して自分の一日がスタートする感じだ。
だから吐き気も朝のうちだけに治まって来る。
朝、起きぬけは何ともいえない不快感で目は覚めるが、起きると思わず体の細胞が動き出す様で、
そこをうまく調整しながら体を目覚めさせていくのだ。
こんなにも、自分の体に神経をはらいながら朝、目覚めるのは、生まれて初めてのことだ。
この時に、自分のスーパーセルフメッセージがスタートする。
起き上がって半跏趺坐になってとはすぐにはいかないので、少しベットを起こしながら
それに寄りかかりながらのセルフメッセージだ。
お母さん、お父さん、皆さんと一段づつじっくりじっくり、自分の体と会話とダンスしながらの
セルフメッセージが始まる。
スーパー部だけでも30分~1時間位かかってしまうものだ。
でもここでは今、手を抜けない。
第8話 「自分の体(会話)とダンスする」
吐き気止めの薬を常備しながら、自分の体とのダンスが始まった。
投薬後4日目にはじめて、まともに食事が少しできる様になり、
思わず口にしたのが、福新楼のギョーザとカップめんのうどんだった。
無性に食べたくなって、社長達がお見舞いで持って来て下さったものだった。
ギョーザの肉汁が、体のすみずみまで染み渡っていく感覚がいまでもハッキリ残っている位だ。
今回私は、個室をとっていて、いつでも自由にコミュニケーションがとれる様にしている。
だから部屋にいても他の患者の人と話すということはほとんどない。
食事も部屋にもって来てもらえるのですべて部屋にいて過ごせるのだ。
だから、会話をするとするなら、看護師の人か先生か我々スタッフの仲間だ。
毎朝専務から「体の調子はどう?」と必ず一本の電話をいただく。
この一言(エネルギー)に癒されて、その日の状態を会話して自分の一日がスタートする感じだ。
だから吐き気も朝のうちだけに治まって来る。
朝、起きぬけは何ともいえない不快感で目は覚めるが、起きると思わず体の細胞が動き出す様で、
そこをうまく調整しながら体を目覚めさせていくのだ。
こんなにも、自分の体に神経をはらいながら朝、目覚めるのは、生まれて初めてのことだ。
この時に、自分のスーパーセルフメッセージがスタートする。
起き上がって半跏趺坐になってとはすぐにはいかないので、少しベットを起こしながら
それに寄りかかりながらのセルフメッセージだ。
お母さん、お父さん、皆さんと一段づつじっくりじっくり、自分の体と会話とダンスしながらの
セルフメッセージが始まる。
スーパー部だけでも30分~1時間位かかってしまうものだ。
でもここでは今、手を抜けない。
Posted by NAGAIトークスタジオ at 08:00│Comments(0)
│癌ダンス日記