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2008年10月27日

第3話「入院第一日目」

2004年10月26日 「入院第一日目」

「平成16年10月25日」 生まれて初めての入院生活 が始まった。

全く違う環境に変わり、病院という名のカンゴクの様な所へ入ったと感じてしまう。

そんな、違和感を感じつつ診察が始まった。


    


その後、先生からの説明があらためて行なわれる。

これから検査される理由、そして、どんな病気なのかの説明、今後、手術と治療がどんな風にして行われるのか、話しが続く。

そこで私は、 「手術をしないで治ることはないのか?できれば手術をしたくない」と言った。

先生は、めんくらった様子で

「手術できるだけ、まだいい方だ」 と言う。

そんな会話がタンタンと行われ、会話が終わった。


先生達はビックリしている様子。

こんなにも、手術(病気への)することへの抵抗のなさや、

恐れがない、不安がないことが、不思議でしょうがないらしく、再度たずねて来るほどだ。


逆に聞いてみた。

「他の患者は、何を恐れているのか?」 と。


そうすると、 あるものがなくなることへの不安や恐怖であり、この先どうなるんだろうという生きることへの不安なのだ。


元々何もないはずの人生が、目に見える「有る」ということへの迷信に生きさせられている人間。

一番、しがみついている所だ。


私は幸せだと、あらためて思う。自分の中にも喜怒哀楽という感情はいくらでもある。ただ、不安や恐怖がない。


恐れは、未来が見えないことへのあらわれである。自分が創りだせることをマスターした今、この恐れはなくなった。


現実を受け入れ、そして、未来を創りだすことが、人間の極意だから。  


Posted by NAGAIトークスタジオ at 07:00Comments(0)癌ダンス日記

2008年10月22日

第2話 「人生最大の動揺」

2004年10月22日

「人生最大のアプセット(動揺)」


日頃から自分は健康だと思い、ほとんど病気知らずで生きてきた。

まさか「病気」で、人生の時間がストップするなんて事は夢にも思わなかった。


突然入院!と言われ、それも2~3ヶ月必要、言われ、すべての仕事を手放さなくてはいけない。

私にとっては病気がアプセットではなく、仕事が全くやれなくなる事の方がアプセットだった。



今まで、まさか人生にこういう事がおこるなんて、全く予想もしていなくて、これ位、時間がある、同じような明日が来ると、信じ込んで生きているのだ。

何がおきてもOK!とは生きていないことに直面する。


会話で自由にあらわす、これを100%生きる


ことがどんなに奇跡なことなのか。

そして、体も、時間も、現象もいつまでもあると、信じ込んでいることにどれ位不自由さがあるのか?!

ここへの、私の手放しであろう!

自分の人生におこることは、全て必然だとすると、今、私には、このすべての手放しを、コーチされているのであろう。

ここへ謙虚に、生きさせて、いただきます。

  


Posted by NAGAIトークスタジオ at 13:52Comments(0)癌ダンス日記

2008年10月20日

はじめに。。。。。。

今は2008年10月ですから、ちょうど4年前の2004年10月。

松田幸和子の「癌」が発覚した時は、NAGAIのスタッフ一同に動揺の嵐が吹きぬけた。


まさか?!さわちゃんが?!

晴天の霹靂とはこのことだろう。


抗がん剤の投与、摘出手術、と数ヶ月間の体験だった。


これまた、今となっては あれは何だったの?! というくらいさわちゃんは元気だ。



「ことばがすべてのすべて」「意図が現象を現す」というNAGAIの提言しているメッセージをコレほどまでに見事に体現したエピソードも少ないだろう。



幸いにも、あの時のさわちゃんの体験記が手元にある。

そこには、悲痛な苦しみはなく、明るく爽やかなさわちゃんらしい、余裕すら感じる力強い文章である。


もし、病気に悩む方が読者の中にいらっしゃれば勇気づけになると思う。


「闘病日記」ではなく、「癌ダンス日記」と称して連載でお送りしよう!

  


Posted by NAGAIトークスタジオ at 12:05Comments(0)癌ダンス日記