第24話「女とは?男とは?」
2005.2.6
「女とは?男とは?」
今回の私のガンは、子宮ガンであって、これは女性のみしかかからないガンだ。
それでもって、私は手術でその子宮の全てを切除したわけだ。
そうなると、女性でもなく、男性でもなく、現象としては、中性になってしまった。
日頃全く意識の中にすらなかったことだが、いざ無くなるということに直面した時、一瞬自分が
動揺してしまったのだ。
自分が女性として完全でなくなることへの反応だった。
逆をかえしてみれば、女ということにこだわっていないと思っていたが、女であることに一番
へばりついていたのかもしれない。
よく世間の迷信で言われる女の幸せは、結婚をして、子供を産んで。
とか言われるが、自分には全く関係がないと生きてきたが、いざやらないのではなく、
できなくなる という現象が目の前にくると、動揺してしまったのだ。
人間はここぞという現象が目の前にくると、自分のアクトがそのまま出てくるというが、まさに
その通りだ。
自分が試されるのだ。
どう生きているのかと!
これは女であるとか男であるとかいう小さな問題ではない。
自分がどう生きるかと宣言していることが、
我レベルなのか、本当に人類に目が向いた我々レベルのことなのか、自分自身の問題である。
自分が、自分の思い、自分の物にへばりついたところから、ちょっと冒険しようとしているのか、
自分なし に生きたところから、人類に立場をとっているのか、
本物と偽者(メッキ)かがわかれてくる。
女でもなく、男でもなく、人間とは、人とはどう生きるのか、
目覚めた瞬間でもあった。
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