第21話「同意書をめぐるいろいろ」

NAGAIトークスタジオ

2009年03月02日 08:00

2005.1.20

「同意書をめぐるいろいろ」

今回の手術の為の入院で、新たなことが見えてきた。

それは、同意書についてだ。今回だけではないが、病院ではよく同意書を書かされる。

入院、外出、看護方法など色々だ。

今回であれば、麻酔を使用する事。輸血を使用する事。そして最大は手術に対しての同意書だ。

ほとんどのものは、本人のサインでいいのだが、この手術に関しては親族のサインまで必要なのである

今回は、専務や皆のサポートもあり、姉にはこの同意書の説明や、手術には立ちあってもらわなかった。

だから同意書の所には、一緒に説明を聞いてくれた、田栗幹子のサインが書かれている。

それで手続きが終わっていたのだが、

術後は、「お姉さんに来てもらわないと困る。」だの、

「同意書にやっぱりお姉さんのサインがないと、本人が良くても病院側は、困る。」等々を言い出すのだ。

我々から見れば、はるかに姉よりも、我々の仲間の方が親族であり、家族なのだが、どうも世間は

血が繋がっているかいないか、これしかない。

全く不信から生きていれば、法律だの契約だのと何かしら形としてあるのでつくられた、繋がりを

利用するしかないのだ。

これが信頼ある人間関係の上に成り立つとするなら、こんな法律や契約での関係にとどまらず、

人間同士の繋がりであり、信頼関係が築けることを、私達が今、証明できる立場なのだと実感する。

我々家族がどういうものなのか!

これは我々に生きる、人間のみができる崇高なFamilyだ!

関連記事