第22話「初の手術体験記」
2005年1月26日
「初の手術体験記」
朝6:00頃から、手術の準備に取り掛かる。
まずは、2粒の安定剤の様なものを渡されて飲み、その後は浣腸をして、腸の中を綺麗にした。
しばし一休みをしたら、手術服に着替え、足のサポーターをして、いざ8:15頃から手術室へ入った。
入ってまず、麻酔を背中に打たれ、その効き具合をみながら、口からの麻酔をしたとたん、記憶がない。
その間4時間半ぐらい。
目覚めたのは、「松田さん、終わりましたよ。」と言われた一言で、意識が戻ってしばらく。手術の
部屋の横の部屋でしばらく待機!
この時に、なぜか肩がたまらなく痛く、手術中に妙に力が入っていたのか、血液が寄っていたのかは
不明だが、とにかくそれはたまらなかった。
でも、最初の第一声は、「お腹がすいた~。」だった。
これは、無事手術が終わったシグナルなんだろうと自分で思いながら、下半身は麻酔がまだかかった
ままだが、胃のあたりまで、すっかり正気だ。
しかしながら、ガスが正常に出るまでは食べるものはおろか、水さえも飲めないのだ。
人によっては4日間位!
今回の手術は、子宮ガンの手術の中でも一番大きい手術で、大変な手術だ。
前にさんざん言われていて、輸血も必要になるからとも言われていた。
逆にあと10kg太っていたら、手術さえも出来なかったらしい。
そんな中、比較的予定通り、輸血も必要になることなく、大成功で手術が終わった。
おへその上から、下までお腹をパックリあけて、取ってしまったということだ。
これだけの大手術が難なく終えられたのは、
皆からの思いというか、エネルギーに支えられていたからだと改めて実感する。
ありがとう。
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